木々の緑による効果を考えてみたことがありますか?
木陰は涼しい場所をつくり、吹き抜ける風の温度を下げてくれます。
葉の間から射し込む木漏れ日は何とも心地良く、思わずカメラを向けたくなったりします。
野鳥が訪れるのを観察したり、花が咲くのを待ち遠しく思ったり、紅葉を楽しんだりします。
葉が落ちた季節は少し寂しい気もしますが、滅多に降らない雪を纏った姿はとても美しい。
プライバシーを確保したり、視線や視覚のコントロールを図ることもできる優れもの。

浜松市の 「きらりタウン」 に、これらを体感できる場を提案しました。
地元の工務店とコラボした 『伎部の森コミューン』 、いよいよスタートです。
連日の猛暑が少し治まったのかと思ったら、今日は台風の影響で朝から雨模様。
気温は低いけどその分湿度が高いので、室内はジメッとしていますね。
こんな時に活躍するのが、太陽エネルギーを利用した換気システム。

1階の屋根上に設置されているのが 『ソーラーベント』 といわれる装置で、ここから
室内へ新鮮な外気が導入される仕組みになっています。
24時間換気も可能なこのシステム、詳細はEOMのHPをご覧下さい。

この 「名古屋・曽根の家」 はこのシステムを積極的に利用しようと考え、1階の床下に
暖気を送ることにより、換気をしながら床を冷たくない環境にしています。
大きな吹抜けは家全体の空気を循環させることにもなるので、1年を通して爽やかに
住まうことが可能になるでしょう。