" 村篤設計塾2019in東京 " 1日目!
2019年 05月 28日
久しぶりの投稿です。
というのは、毎年この時期になると、恒例の設計塾の準備に追われるからなのですが、今年で5年目を
迎える今回は、初の東京開催ということもあり、盛り沢山の内容になりました。
まずは、初日の模様をご紹介いたしましょう。
都内の某駅に集合し、真っ先に向かったのは、今から60年以上前に建てられた個人の住宅です。
私邸ということもあり、詳細内容がお伝えできないのは残念ですが、オーナーと管理団体のご好意で
今回は特別に見学をさせていただくことが出来ました。
塾生たちは五感を働かせて昭和の名住宅を解き明かそうと、真剣に向き合っている姿が印象的でした。
さらにもうひとつ、場所を移動して訪れたのが、40年以上前に建てられた建築家の自邸です。
こちらも詳細はお伝えできないのですが、全体計画から詳細に至るまでこだわりぬいた、建築家の
手腕を体感することが出来ました。
ふたつの私邸を見学し、次に向かったのは設計講義の会場です。
初日の最後は、私の履歴を含む特別講義で「設計と真剣に向き合う」について話をしました。
初めて設計に取り組む方には私が考える設計のイロハを、熟練の方には建築家の思考を伝えることが
出来たのではないかと思います。
講義の会場と宿泊先に選んだのは、都内にある天然温泉浴場付きの水月ホテル鴎外荘です。
上野から歩いて移動できる場所に、閑静な安らぎの宿があるのは、とても落ち着きました。
ホテルの敷地内には森鴎外の居宅が残されていて、こちらも必見です。
というわけで、中身の濃い初日が終了しました。
2日目の模様は、追ってご紹介したいと思います。
参加された塾生からは「こんなに充実している塾なら人に紹介したい」とか、「次回からの参加は
出来ないのか」といった声が聞かれたため、事務局と相談し、追加募集案内をすることにしました。
次回は、8月22日・23日の2日間、私の地元・浜松での開催になります。
私が35年前に設計した住宅から最新作まで、計5棟を特別に見学していただくことにしました。
もちろん、座学や即日設計の際のマンツーマン指導、課題発表&講評も行います。
今回だけは参加を検討したいと思った方は、上記宛または私までご連絡をいただければと思います。
皆様のご参加をお待ちしております。
by mura-toku
| 2019-05-28 11:30
| イベント