「磐田・直庵」 の天窓!
2013年 04月 19日

〝磐田・直庵〟の南正面外観です。
屋根を工事してもらう予定の板金職人が忙しくて、なかなか屋根が葺けません。
で紹介した以前のブログ外観写真と何も変わっていない様に見えますが、そう
ではありません。外壁面には透湿性防水シート (白く見えるもの) が張られ、
穴が開いていたところには木製サッシュが2本設置されました。
屋外の工事は、少しづつ進んでいるのがお分かりでしょうか。
では、室内の進み具合はどうかというと

床・壁の下地は完了し、吹抜け空間の天井が仕上がっています。
今回は、起り屋根を意識して、天井を曲面にしてみました。
カーヴを描いた天井は、空間を柔らかく包み込むような不思議な魅力があります。
天井の高い位置に、採光・換気・通風目的の天窓を設けてみました。

天窓からの光が吹抜けの壁面に反射し、室内に届いているのが分かります。
この天窓は電動開閉式で、しかも雨センサー付!
外出時に雨が降ってきても、自動で窓が閉まる優れものなのです。
湿度の高い日本の気候に順応させるには、換気と通風は欠かせません。
これまでに比べて、天候不順の日が多くなってきた今、窓を設ける意味を真剣に
考えていかなければいけないと思っています。
by mura-toku
| 2013-04-19 10:20
| 建築

