「浜松・彩庵」 体感見学会!
2012年 08月 01日
先週末の28日(土)に、〝浜松・彩庵〟の体感見学会を開催しました。
当日は猛烈な暑さと湿度にも関わらず、多くの皆様にご参加いただき、
本当にありがとうございました。
ある方は車で2時間掛けてお越しになられたり、またある方は電車を
乗り継いで最後は最寄の駅から汗だくになりながら徒歩で辿り着いた
りと、皆様の大変な熱意に感謝申し上げます。

会場に設営した作品パネル・図面・模型のコーナーです。
今回の住宅について、コンセプトや概要を説明させていただきました。
完成見学会とは違い、この先どのように仕上がっていくのかということに、
高い関心が寄せられているなと、感じた瞬間です。

今回の住宅に使用している地元・天龍産の材木について、供給元である
S材木店のY氏からレクチャーをしてもらいました。
浜松は市と県の両方から、県産材利用に対し補助事業を受けることが
出来る、大変恵まれた環境にあるまちです。
豊富な天龍山系から産まれる杉・檜の無垢材を多用することで、林業
活性化の一助になるということを、改めて認識させられました。

参加者の興味を引いていたのが、地盤に関するコーナーです。
地元の皆様は、昔から地震に対して警戒心を強く持っていましたが、
東日本大震災以降は以前にも増して、強い家を建てたいという願望が
強くなっているように感じました。
今回の住宅では、表層が若干緩く地盤の支持力が不足していたことと、
地震時に起こる液状化現象を防ぐ目的で、GワークスのK氏に協力して
いただき、砕石を杭状にして荷重を支える 「砕石パイル工法」 を採用し
てみました。
地震・突風・地盤崩壊・液状化・津波等々、様々な自然災害に対して、
万全な対策を講じなければならない時代が、もう来ているのではない
でしょうか!
by mura-toku
| 2012-08-01 11:13
| イベント