〝起り屋根〟の魅力!
2012年 02月 20日
屋根が、手前(水下)に向かって緩やかなカーブを描いている形状を
建築用語で起り(むくり)と呼んでいます。
建築の表情が優しく、気持ちが和んでしまうのは、日本建築の美に
魅せられてしまうからなのでしょう。

滋賀県の街道に見られる、瓦葺きの町家です。
絶妙なプロポーションは、前を通る人に配慮したからなのでしょう。
古美てもなお存在感が際立つ、そんな建築を求めていきたいものです。

屋根の魅力を追求すべく、チャレンジしたのが 「遠江・奏庵」 です。
いつまでも自分たちの町が、少しでも潤い続けられたら・・・。
そんなことに思いを馳せながら、今日も屋根のデザインに励んでいます!
by mura-toku
| 2012-02-20 17:46
| 建築