〝 空飛ぶタイヤ 〟
2012年 01月 14日
大変遅ればせながら、あけましておめでとうございます!
年末から年始に掛けて、息つく暇が無いほど労働をしておりました。
といっても、仕事オンリーではないんですが・・・。
そのひとつが、仕事の合間に少しずつ読み進めていた長編小説。
昨年、直木賞を受賞し、今乗りに乗っている池井戸氏の小説といえば、
そう、〝 空飛ぶタイヤ 〟!
以前から書店に並んでいて、気にはなっていたのですが、文庫2冊は
少し躊躇していました。
でも、やはり読んでよかった~
この傑作エンターテイメント小説を、ハードボイルド作家の大沢在昌氏は、
次のように巻末で解説しています。
この 『空飛ぶタイヤ』 は、まぎれもなくおもしろい小説である。(中略)
2006年を代表するエンターテイメント小説だと断言できる。
という解説からはじまり、最後は、
おそらくは近い将来、池井戸潤は大きな話題を生む作品を発表するだろう。
エンターテイメント小説の世界では、「リーチがかかっている」 といわれる
状態に、彼はある。しかもその作風は幅が広く、次に何でやってくるのか、
予断を許さないところがある。私は、それを楽しみに待っている。
という言葉で結んでいます。
これからも目が離せない池井戸潤。
“下町ロケット” 以上に中身の詰まったこの小説を、私はおすすめします!
by mura-toku
| 2012-01-14 18:13
| 趣味