JIA静岡〝建築ウォッチングin横浜〟その4
2011年 07月 22日
少し間が空きましたが、〝建築ウォッチングin横浜〟の続きをお伝えします。
前回は、元町公園内に建つアントニン・レーモンド設計の 「エリスマン邸」の
お話をしましたが、その斜め向かいに建っているのが 『山手234番館』 です。

この建物は、関東大震災後の1927年(昭和2年)に、外国人のための共同
住宅として建てられました。
成長した街路樹が、ほどよく建物に影を落としてくれています。

左右対称形の外観は、当時1階の左右とその上階に各2戸づつの計4戸の
住宅が配されていたことを表わしているようです。
それにしても、かなり洋館の雰囲気が漂う感じがしますね。

シンプルな造りの階段に見えますが、正面窓のデザインや真鍮製の手摺が
アクセントになっていて、抑制の効いたインテリアに仕上がっています。

無垢の床板、白く塗られた壁と天井、真鍮製のカーテンレール、壁埋込みの
暖炉、これら本物の質感は時を経た今でも、見る人を感動させてくれます。

お洒落な料理が運ばれてくるような、メイン・ダイニングルームです。
静かで上質な設えが心を落ち着かせてくれる、不思議な空間を体感しました。

山手本通りを歩いた先には、『港の見える丘公園』 に到着です。
この公園内にも、まだまだ見所が沢山あるんですね。
そのお楽しみは、この次までとっておくことにいたしましょう!
by mura-toku
| 2011-07-22 17:10
| 建築

