『島田・茶庵』 の木工事終盤!
2011年 07月 20日
昨日、台風の影響で風雨が強まる中、『島田・茶庵 』 の現場へ行ってきました。

写真が暗くて分かりにくいのですが、こんな土砂降りの天気でも、現場は窓を
開けて仕事を進めています。
屋根の先端から窓までの距離が3mくらいあるため、横殴りの雨でも室内に
吹き込んでくることはなく、安心して自然の風を流すことが出来るのです。

以前撮った写真ですが、いかに屋根の出が大きいかがよく分かりますね。
家の通風を考える時、ただ窓を沢山設ければいいという訳ではありません。
その土地の風の道を読み込んだうえで、出来る限り涼しい風が吹き抜けるよう
効果的な位置に窓を計画します。
この時、家の中に入り込んでくる夏の強い日射をいかに遮るかがもうひとつの
ポイントですが、ここで深く張り出した大きな屋根が役割を果たしてくれることを
案外忘れがちなんですね。

大工仕事中心の木工事が、いよいよ終盤です。
難易度の高い階段の取り付けが、おおよそ完了していました。
最近では、階段セットと呼ばれる既製品 (住宅建材メーカーが材料・仕様・寸法
を全て決めていて、部材の加工も工場でプレカットされている) が多く用いられて
いるようですが、毎日使う階段は手すりを持たなくても楽に昇降できるものであり
たいと、常に拘っている箇所のひとつです。
Uの字に回っていく折り返し階段の間仕切壁の厚さは、3cmしかありません。
その分、階段の巾が広く取れ、しっかりと握れる手摺を設けることも可能になる
からです。
家の中の事故が非常に多い階段を、疎かにしてはならないと思うのですが・・・。
by mura-toku
| 2011-07-20 17:37
| 建築

