『浜松・素描庵』 の基礎工事2(生コン打ち)!
2011年 06月 01日
『浜松・素描庵』 の工事は、今週末の上棟へ向けて順調に進んでいます。
現場はすでに土台の据付が完了し、あとは建て方を待つばかりの状態なの
ですが、折角順を追ってお話してきましたので、前回に引き続き基礎工事の
解説をさせていただきます。
生コンクリートを運んできた車 (奥に見える黄色の車) から手前のポンプ車へ、
生コンを移送して打設していきます。
現場の状況がどんなに大変でも、コンクリートはきちんと施工されるんですね。
ポンプ車のホースの先には、これから生コンが打ち込まれていく現場が・・・。
ホースがこんなに長くても、しっかりコンクリートは運ばれるのです。
この写真には、4人の作業員が写っています。
ホースの先を持っている人 (右奥の手だけが見える)、木製の鍬で生コンを均す
人 (左手前)、生コンを隅々まで届かせるためにバイブレーターを使う人 (右手前)、
打設状況を見ながら指示をする人 (中央) と、この作業は時間との闘いでもある
ので、見ていても緊迫感が伝わってきます。
今度は土間の表面を平滑にするため、トンボと呼ばれる木製の幅広定規で大まかに
均した後、最後は木鏝で仕上げを行っているところです。
早くしないとコンクリートが固まってきてしまうので、とにかくスピードが要求されます。
無事に、土間コンクリートの打設が完了しました。
この後は、木造の一番重要な土台と緊結するために必用な、ボルトのセッティング
へと続いていきます。
by mura-toku
| 2011-06-01 18:45
| 建築