「浜松・憩庵」 進行中!
2011年 02月 09日
「浜松・憩庵」 の工事が着々と進んでいます!

屋根の上には、ソーラーシステムのための強化硝子が載っています。
ソーラーといっても、最近流行の太陽光発電ではありません。
屋根で受ける熱 (正確には金属屋根直下の高温空気) を床下へ送り、家全体の室温を底上げする
大変優れもののパッシヴソーラーシステムのひとつなのです。
これにより、家のどこに居ても寒くなく、板張りの床でもスリッパを履かずに過ごせるのが有難いですね。
我が家も同等のシステムを導入していますが、ちなみに今朝の室温は20度を指していました。


今度は室内、中でも洗面室を紹介しましょう。
右手の写真のライトで光っているところの壁が、上へと延びているのがお分かりでしょうか?
ここを覗いて見上げたところが、左の写真です。
そう、ここは天窓が付いていて、北側の部屋なのに1日中明るい空間になっているのです。
全面に張られている板は幣所定番の国産無垢材で、色良し・香り良し・肌触り良しの3拍子に加え、
耐腐朽性・耐蟻性にも優れているというシロモノ。
拙宅でも浴室に同じものを張っていますが、7年経った今でも当時のままの表情を保っています。
木が持つ生命力は本当に素晴らしいもの。
家づくりには適材適所を忘れてはなりません。
間違った選択だけは避けなければならないことを、肝に銘じておきましょう!
by mura-toku
| 2011-02-09 18:49
| 建築