スタンダードハウスに向けて
2009年 01月 16日
昨年から本格的に取り組み始めた『スタンダードハウス・Bio森の家』。
これからの家づくりはスクラップ&ビルドではなく、質の高いものを長く使い、きちんと手を加えていくようにしなければならないという考えの下、設計者としてひとつの解を示してきました。
そしてその発展形として、国土交通省の「超長期先導的モデル事業」のひとつに採択され、現在その具体的な物件の設計に取り組んでいます。

この家は昨年末に上棟を終えた〝幸田町・十床の遊〟という住宅ですが、スタンダードハウスの仕様に沿える箇所を盛り込んだ内容で工事が進んでいます。変形敷地に加え高低差が3mを超える難しい敷地なので、コンクリート基礎の部分が大工事になっていますが、屋根そのものはとてもシンプルな片流れの形状でまとめてみました。

ひとつの試みとして、断熱材を工場で予め入れ込んだ外壁パネルを採用してみました。断熱だけでなく吸放湿性の高い羊毛材に、やはり透湿性能の高いケナフ材のボードを使用しているのが特徴です。上棟の時にこのパネルを嵌め込んでいくため、工期の短縮にも寄与しています。

実は、この家の正面は隣家の桜庭園が望める絶好のロケーションとなっています。今年の春にはまだまだ完成はしませんが、工事途中にでも関係者と花見でも出来ればいいかなと密かに思っているのですが・・・。
これからの家づくりはスクラップ&ビルドではなく、質の高いものを長く使い、きちんと手を加えていくようにしなければならないという考えの下、設計者としてひとつの解を示してきました。
そしてその発展形として、国土交通省の「超長期先導的モデル事業」のひとつに採択され、現在その具体的な物件の設計に取り組んでいます。

この家は昨年末に上棟を終えた〝幸田町・十床の遊〟という住宅ですが、スタンダードハウスの仕様に沿える箇所を盛り込んだ内容で工事が進んでいます。変形敷地に加え高低差が3mを超える難しい敷地なので、コンクリート基礎の部分が大工事になっていますが、屋根そのものはとてもシンプルな片流れの形状でまとめてみました。

ひとつの試みとして、断熱材を工場で予め入れ込んだ外壁パネルを採用してみました。断熱だけでなく吸放湿性の高い羊毛材に、やはり透湿性能の高いケナフ材のボードを使用しているのが特徴です。上棟の時にこのパネルを嵌め込んでいくため、工期の短縮にも寄与しています。

実は、この家の正面は隣家の桜庭園が望める絶好のロケーションとなっています。今年の春にはまだまだ完成はしませんが、工事途中にでも関係者と花見でも出来ればいいかなと密かに思っているのですが・・・。
by mura-toku
| 2009-01-16 19:02
| 建築