静岡県浜松市にある村松篤設計事務所の所長のブログです


by mura-toku
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 昨年完成した平屋建ての “浜松・寛帰庵” をご紹介します。

 閑静な住宅地にひっそりと佇む立姿は、見るものを安心させます。

 屋根は金属板、外壁は板張りと漆喰壁で特別な仕上げは施していません。

 屋根面には太陽熱利用のための硝子が設置され、家全体を床暖房しています。




 
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 玄関前の屋根付きスペースです。

 異常気象による風雨から身を守るため、スペースを囲っています。

 一部木格子にしてあるのは、日射と視線のコントロールを行うためです。

 ここは、自転車などが置ける多目的スペースとしての役割も果たしています。




 
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 玄関から広間を見通したところです。

 あえてシューズクローゼット(玄関脇の土間収納)は設けず、玄関の両側に収納を

 設けました。

 向かって左が腰までの靴収納、右が床から天井までの壁面収納です。

 こうすることで、効率の良い収納計画が実現できました。




 
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 部屋の中央部に畳を埋め込んだ、15畳の広間スペースです。

 屋根の勾配に沿って天井を斜めにしているため、吹き抜け空間になっています。

 最初からソファを置かず、畳に座って寛ぐ暮らしを目的として設計しました。

 子育てを重視する家族にとっては、床座の暮らしが使いやすいのかもしれません。

 先に紹介した外観写真に見える大きな木の窓の内側には紙障子を設けて、拡散する

 光と断熱(カーテンに比べて数倍の断熱効果があります)の調節を図っています。




 
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 この家には、平屋建てなのに階段があります。

 それは、平屋建ての特性を活かした屋根裏を全てロフトにしたからです。




 
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 とても広いロフトスペースが実現できました。 

 床面積に算入されないぎりぎりの天井高さを確保した広さは、全部で15畳。

 広間と同じ大きさのロフトは、予備収納だけでなく子供の遊び場やご夫婦の趣味の

 スペースとして使われることでしょう。

 手摺で隔てた左側は広間空間と繋がっていて、コミュニケーションも問題ありません。




 ちなみにこの家には、廊下がありません。

 その代わりに、どこにいっても室温の変動がありません。

 その支えになっているのは、太陽熱 (水ではなく空気です) で床を暖める装置が組み

 こまれていることです。

 家全体を優しく包み込むような温熱環境は、生活のストレスを解消します。

 26坪の平屋建て小住宅は、小さくても豊かで大きな暮らしが可能になりました。

 これからも、設計の工夫で無駄のないコンパクトな家を実現していこうと思います!
 

 
 
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# by mura-toku | 2015-01-16 11:41 | 建築

 2015年の抱負!



 みなさま、新年あけましておめでとうございます!

 お正月はいかがお過ごしでしたか。

 私が住む浜松ではは初日の出が難しい予報が出されていましたが、

 奇跡的に雲の合間から素晴らしい顔を覗かせてくれました。

 思わず家族揃って両手を合わせ、今年の無事を祈願!

 穏やかな元日かと思いきや、曇天から雪が舞う天候に・・・。

 早くも今季2度目の雪に、浜松人は驚いたのではないでしょうか?




 今年は、これまでの固定観念にとらわれない思考が導き出せるよう

 感性を磨きたいと思っています。

 建築だけではなく、音楽や美術、車やファッション、映画や舞台、

 グルメや町歩きなどなど、垣根を越えて貪欲に動く考えです。

 そのためには、積極的に外へ出て吸収する必要があります。

 多くの刺激を受け止め、時流を見つめながら、自分の可能性を引き

 上げることが出来るように、努力を続けていく覚悟の一年です。




 最近、本業の建築設計以外の活動が増えてきました。

 ひとつは、昨年からJIAという(公社)日本建築家協会の静岡地域会長を

 務めることになったことです。

 これをきっかけに東海地域をはじめ全国の建築家と交流を深めています。

 また、この活動を通して行政や市民とのつながりを目的に、様々なイベントを

 県内各地で開催してきました。今年も魅力ある企画を検討中です。

 もうひとつは、工務店や建築関係者を対象にした設計勉強会です。

 対象者によって内容は異なりますが、具体的に知りたいことや学びたいこと

 にテーマを絞って、マンツーマンで行っています。

 基本的には机上でのものですが、時には外へ出て建築視察を実施しています。

 何と言っても、建築は実際訪れて体感するのが一番の勉強ですから・・・。




 というわけで、今年も忙しい一年になりそうです。

 天に向かって伸びていく竹を授かっている私としては、名前に恥じぬよう一層の

 精進をここに誓いたいと思います。今年も、どうぞよろしくお願いします!




 
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# by mura-toku | 2015-01-05 11:44 | 季節

 住まい手の悩み!


 都心をはじめとした地価が高い場所では、中古住宅のリノベーションに人気が

 集まっているという話が聞かれるようになりました。

 数十年前に建てられた一戸建て住宅を購入し、自分たちの暮らしに合わせた

 改造をしようというものです。

 どこまで理想に近づけるのかは予算次第かと思われますが、それでも毎月の

 家賃と同額程度であれば、思い切って購入に踏み切るのもうなづけます。




 私が暮らす浜松では人口こそ80万人を超える政令指定都市ですが、面積が

 大きいせいか、まだまだマイホームは新築一戸建てが主流のようです。

 ただ、人生で恐らく一番大きな買い物の割には、結果として満足されていない

 住まい手が多く存在しているようで、そんな話をよく耳にします。

 理由はひとつではなく多岐にわたっていることは想像されますが、そのひとつ

 ひとつを解き明かし、住まい手の気持ちに近づくことが出来なければ、決して

 良いものは生まれません。




 住まい手が、直接事務所に訪問される理由は様々です。

 家の老朽化や耐震性に不安があったり、家の性能に問題があり夏暑く冬寒い

 暮らしを送っていたり、借りている家が狭くなってきたので一戸建てを考えたい

 などなど、皆さん沢山の悩みを抱えています。

 自社HPを見ればおおよそのことは把握できますが、逆にそれ以上のことを

 知りたいと思えば、実際に会って直接話をされるのが一番です。




 設計事務所は敷居が高いからと、遠慮されている方がいます。

 建築家は、住まい手のことをあまり考えずに自分の作品を勝手に造る人だと

 勘違いされている方がいます。

 自分たちの予算では実現不可能で、設計料が余分に掛かるから依頼できない

 と尻込みしている方がいます。

 そんな時、悩みを聞いて正しい方向性を示すのが、建築家の役割です。




 建築家は住まい手の代理人であり、全体を通しての調停者でもあります。

 プランをつくるだけではなく、全体予算の調整や法的チェック、工事が図面通りに

 正しく行われているかの現場チェックなど、仕事は広範囲に及びます。

 住まい手の考えを代弁しながら施工者に伝え、調整する仕事も含まれます。

 会って話をして実際の建築を見なければ、建築家の仕事を理解するのは

 難しいことかもしれません。

 少しでも興味をお持ちでしたら、気軽に訪問してみてください。(悩みをぶつけに)




 
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# by mura-toku | 2014-12-25 11:46 | 建築

  “遠州バザール2014” の報告です。

 例年通り、これまでに手掛けた作例をパネル等で紹介させていただきました。

 
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 中でも注目されていたのが、正面に掲げたこのパネル。

 
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 “磐田・直庵” の正面外観です。

 広大な敷地にひっそりと佇む雰囲気は、周辺環境に溶け込んでいます。

 一見して平屋建てに見えますが、実はちゃんとした2階建て。

 で、その内部はどうなっているのかというと・・・。




 
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 屋根の形状をそのまま室内に取り込んだ、大きな吹抜けがあるリビング。

 天井には開閉式の天窓があり、自然の光と風を導きます。

 壁面を多く確保したことで、開口部からの光がイキイキ感じられます。

 空間を柔らかく包み込む曲面天井は、一枚づつ板を張って仕上げました。




 
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 と、そこで飛び入り応援団長が参上!

 先日のゆるきゃらグランプリで見事10位になった、磐田市のしっぺいです。

 声を掛けたら、すぐに手を振ってこたえてくれました。

 愛くるしい表情に思わず笑みがこぼれ、その場がゆる~い空気に。

 一瞬にして相手のハートを掴むそのスキル、見習いたいものです。

 

 




 

 
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# by mura-toku | 2014-11-07 11:02 | イベント

 このたび、建主のご厚意によりオープンハウスを開催します。

 日時は10月11日(土)12日(日)10時~16時、場所は浜松市東区中郡町です。

 長期優良住宅で、木造平屋建て26坪のボリュームですが、内部空間はとても

 豊かに広がっています。ご興味のある方は、どなたでも参加が可能です。

 詳細は、こちらの案内をご覧ください。




 
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# by mura-toku | 2014-10-06 11:16 | イベント