静岡県浜松市にある村松篤設計事務所の所長のブログです


by mura-toku
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<   2012年 08月 ( 4 )   > この月の画像一覧


 今朝は、無風・高湿度・曇天で不快指数がかなり高いと感じましたが、日中は青空が広がり、

 多少風も吹いているので、まだましかな~と思いきや、温度計は34度を示しています。

 今日も暑い一日ですね。




 それでも、現場は動いています。

 〝浜松・彩庵〟は、吹抜け天井の板張りの真っ只中!




 
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 大工職人の頭が天井に着くくらい、抑制された天井高さがお分かりでしょうか。

 全体を見ながら天井の高さを決め、高さが決まったら細部を詰めるという繰り返しに

 よるものですが、いずれにしても完成形を見ないと理解しずらいものですね。

 ただただ、この広い空間を一人で黙々と作業する職人には頭が下がります。




 
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 天井板が張りあがっていく途中の段階を見てください。

 一枚一枚、ひたすら水平に張り続けた結果が、美しい表情に輝いています。

 塗装仕上前なのに、太陽光が反射しているため艶っぽく見えるから不思議です。




 
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 外部も並行して、左官職人による下塗りが完了しました。

 青空に、屋根のラインがくっきりと映えています。

 これから、日を追うごとに出来上がっていく姿を紹介していきたいと思います。
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by mura-toku | 2012-08-30 14:54 | 建築

 厳しい残暑が続く中、〝浜松・彩庵〟の工事は順調に進んでいます。

 外壁には、左官仕上になる部分にラス網が張られ、外観の表情がよく分かる

 ようになってきました。




 
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 1階から2階の窓上まで、薄茶色の地に黒文字が印刷されている部分がラス網です。

 この上に、左官職人が塗り壁材を何度も塗り重ねて、左官仕上の外壁が完成します。

 日本特有の気候 (雨量が多く、寒暖の差が激しい) を考え、屋根で家を包み込むよう

 なデザインを常に心掛けています。




 
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 1階屋根下の窪んでいるところは、木製デッキが張られる予定。

 これだけ屋根が出ていれば、雨の日でも窓が開けられ快適に過ごせます。

 この軒内空間は、暮らす上で欠かせないデザインのひとつと言えるでしょう。

 「夏の強い日射しを遮り、暴風雨から家を守る。一方、丈夫で長持ちする家を考え、

 エネルギー消費の少ない家をつくる
。」 

 これが、我々に課せられている命題なのではないでしょうか!

 
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by mura-toku | 2012-08-17 10:45 | 建築

  「浜松・彩庵」 の体感見学会当日は、想像を絶する猛暑だったことで

 〝木繊維断熱材〟の効果ばかりに参加者の注目が集まりましたが、

 これと同じくらい好評だったのが、今回紹介する木製サッシュです。




 
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 このサッシュの最大の特徴は〝ノックダウン方式〟で、部品を現場で

 組み上げていく点にあります。

 写真は、サッシュ本体を支える木枠やレールを取り付けた段階ですが、

 その部材は細い物ばかりなので、運賃がさほど掛かりません。




 
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 サッシュの窓枠に、ガラスが嵌まる直前の写真です。

 地元の硝子屋が、予め測っておいたガラスをこれに嵌めていきます。

 ちなみに、木枠は全て工場塗装されていますので、耐候性の心配は

 さほどいりません。




 
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 ガラスを慎重に嵌めていきます。

 ペアの1枚ガラスなので、かなりの重量があり、気が抜けません。




 
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 大人3人掛かりで、レールにセットします。

 最終的に、上枠から吊って窓を滑らせていくため、ここでも手順を

 間違えないように慎重に作業を進めなければなりません。




 
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 無事に、2箇所の木製サッシュがセットされました。

 一枚の窓が約2m四方の大きさなので、視界が広くすっきりとした

 印象に仕上がっています。

 思ったよりもこの窓の動きはスムーズで、便利な機能も備えている

 大変な優れもの。

 ご興味のある方は、一度体感なさったらいかがでしょう~

 

 

 
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by mura-toku | 2012-08-06 14:59 | 建築

 先週末の28日(土)に、〝浜松・彩庵〟の体感見学会を開催しました。

 当日は猛烈な暑さと湿度にも関わらず、多くの皆様にご参加いただき、

 本当にありがとうございました。

 ある方は車で2時間掛けてお越しになられたり、またある方は電車を

 乗り継いで最後は最寄の駅から汗だくになりながら徒歩で辿り着いた

 りと、皆様の大変な熱意に感謝申し上げます。




 
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 会場に設営した作品パネル・図面・模型のコーナーです。

 今回の住宅について、コンセプトや概要を説明させていただきました。

 完成見学会とは違い、この先どのように仕上がっていくのかということに、

 高い関心が寄せられているなと、感じた瞬間です。




 
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 今回の住宅に使用している地元・天龍産の材木について、供給元である

 S材木店のY氏からレクチャーをしてもらいました。

 浜松は市と県の両方から、県産材利用に対し補助事業を受けることが

 出来る、大変恵まれた環境にあるまちです。

 豊富な天龍山系から産まれる杉・檜の無垢材を多用することで、林業

 活性化の一助になるということを、改めて認識させられました。




 
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 参加者の興味を引いていたのが、地盤に関するコーナーです。

 地元の皆様は、昔から地震に対して警戒心を強く持っていましたが、

 東日本大震災以降は以前にも増して、強い家を建てたいという願望が

 強くなっているように感じました。

 今回の住宅では、表層が若干緩く地盤の支持力が不足していたことと、

 地震時に起こる液状化現象を防ぐ目的で、GワークスのK氏に協力して

 いただき、砕石を杭状にして荷重を支える 「砕石パイル工法」 を採用し
 
 てみました。

 地震・突風・地盤崩壊・液状化・津波等々、様々な自然災害に対して、

 万全な対策を講じなければならない時代が、もう来ているのではない

 でしょうか!

 

 
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by mura-toku | 2012-08-01 11:13 | イベント