静岡県浜松市にある村松篤設計事務所の所長のブログです


by mura-toku
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 浜松は今日も朝から蒸し暑い天気で、気温は32度を記録しています。

 そんな中、〝浜松・彩庵〟の現場は今週末に行われる見学会に向けて、

 職人一同汗を流して黙々と作業を進めてくれています。




 
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 外壁に充填した木繊維断熱材の上に張られているのが、透湿性のある

 気密シートです。(通常は水分も空気も通さないフィルムが使用される)

 木造の骨組みだけでなく、木繊維断熱材特有の吸放湿性を活かしながら

 家の隙間を防ぐにはどうすればいいかということを考え、この特殊なシート

 を選択してみました。

 


 
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 FANや給気口が貫通したり、コンセントボックスが取り付いたりする箇所が

 あっても、この断熱材なら隙間無く充填することが可能です。




 
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 窓のまわりにも透湿性気密シートが張られるので、家の内外における空気

 の出入りは殆んど防ぐことができます。




 熱容量が非常に高いこの断熱材は、今の季節に一度は皆さんが経験され

 たことがある、屋根面から伝わってくる太陽の熱を、かなり遅らせることが

 出来るという特性を持っています。

 これは、他の軽量系断熱材では決して実現できません。

 さあ、折角の機会ですから、この環境を体感しに出掛けてみませんか。




 
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 他にも夏の日射を遮るための設計が、あちこちに散りばめられています。

 是非、実物をご覧いただきながら、体感されることをお勧めします。

 28日(土)10:00~16:00に行われる体感見学会で、お待ちしています。

 
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by mura-toku | 2012-07-24 14:29 | 建築

 28日(土) の〝体感見学会〟に向けて、工事は順調に進んでいます。

 皆さんに是非体感していただきたい 「木繊維断熱材」 の充填作業は

 すべて完了し、現在は高性能木製サッシュの取付けに勤しんでいます。




 今日は、昨日までと比べるとずいぶん涼しい天候ですが、本格的な暑さは

 これからやってきます。

 この暑さから身を守るには、室内への日射を遮蔽することが必要不可欠。

 つまり、大きな屋根をつくり、夏の日射しを遮ることがとても重要なのです。




 
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 西側全景です。

 2階の屋根の出は1m50cm、同じく1階は1m20cmもあります。

 ここまで出ると、夏の日射しをかなり防げるので、室内の温度はさほど

 上昇しないことが予測できます。




 
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 南西側の全景です。

 1階南側の窪んだところは、広い木製デッキになります。

 この時期、夕涼みをするには最高の場といえるでしょう。

 屋根は、太陽光だけでなく、雨をも防ぐ大切な役割を担っています。

 また屋根が大きく掛けられた建築は、外壁のガードにもなりうるのです。




 
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 1階屋根の先端を見上げたところです。

 屋根がどうやって造られているのかが、ひと目で確認できます。

 間近に大工の仕事を見られるのは、工事中ならではの魅力のひとつ。

 暑い一日に、涼しさと手仕事を、よろしかったら〝体感〟してみては・・・。

 
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by mura-toku | 2012-07-20 11:15 | 建築

 今年の梅雨は大雨・強風・落雷と、想像を絶する被害の模様が報道されていて、

 本当に驚くばかりです。

 いくら現代の技術をもってしても、自然の猛威には叶わないということでしょうか。

 今、わが国が置かれている状況は、全く予断を許しません。

 まだ大丈夫だろうと過信をせずに、各自の判断で行動しなければならない時が

 来ているのではないかと思います。




 それにしても、連日の高湿度には体が参りますね。

 なんと昨日、事務所の湿度計は92%を記録しました。

 じっとしていても、じと~と汗が噴き、体中がベトベトになってしまうのは嫌ですね。

 そんな中〝浜松・彩庵〟の現場では、大工が噴き出す汗と戦いながら、断熱材の

 充填作業を行っています。




 
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 これが、今回使用する 『木繊維断熱材』 というものです。

 文字通り木の繊維を漉いて重ね合わせただけの、木だけでつくられた断熱材で、

 大変優れた性能をもっています。




 
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 これは外壁面に充填しているところですが、柱と同じ12cmの厚さがあるので、

 隙間無くビシッと入れ込むことが出来るのが、その特徴の一つ。




 
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 このシートは、空気は通さないが水分は通すことができる特殊なものです。

 これを断熱材の前面に貼ることで、家の気密を確保しながら断熱性能と調湿機能を

 保つという、地元ではあまりやられていない工法にチャレンジしています。




 
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 外壁面は断熱材だけが入った状態、屋根面は断熱材に特殊シートが貼られた状態

 を写したものです。

 写真では分かりませんが、屋根面にはこの断熱材を24cmの厚さで充填しました。

 これは恐らく、真夏の暑い日射熱の影響をほとんど受けない、驚くような室内環境が

 実現出来たのではないかと思っています。

 「ホントかな?」 と思われた方は、28日(土)の体感見学会に出掛けてみては・・・。


 
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by mura-toku | 2012-07-13 18:45 | 建築
 
 昨日の猛烈な集中豪雨から一転、今日は30度を超える真夏日になりました。

 ここまで寒暖の差が激しいと、体調を整えるのが大変ですね。

 皆さん、くれぐれも風邪など引かぬように気を引き締めていきましょう~




 〝浜松・彩庵〟では、屋根に当たった太陽熱(空気)を床下に送り込み、家全体を

 暖めるソーラーシステムを導入しています。

 これにより、家の中の温度差がかなり小さくなるため、真冬でも部屋を仕切らずに

 暮らすことができ、とても快適です (遠江・奏庵も同様のシステムを導入)

 夏の間は、屋根の熱気をFANで強制的に排気してくれるので、閉め切った家に

 帰ってきたときのようなムッとした感じは無く、空気がさらっとしています。




 
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 写真では分かりづらいかもしれませんが、2階の屋根全体がこのシステムの集熱

 部分にあたります。

 このあと、屋根が葺かれ、頂部に強化硝子が載れば、集熱が完了します。




 
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 2階の屋根裏を見上げたところです。

 写真上部の中央だけ天井が開いていて、その先に光って見えているのが熱を集めて

 くる心臓部の部品です。

 この家にはロフトを設けていますので、ここにはこれらの機械や送風ダクトが納まり、

 残りは普段使わない季節用品等の収納に利用しています。




 今月28日(土)に、この現場を開放します。

 興味のある方は、ふるってご参加下さい。

 詳細は後日HPにアップしますので、お楽しみに~
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by mura-toku | 2012-07-04 14:29 | 建築