静岡県浜松市にある村松篤設計事務所の所長のブログです


by mura-toku
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<   2012年 06月 ( 5 )   > この月の画像一覧


 天気は下り坂に向かっているようですが、今日は朝から爽やかな風が吹いていて

 少し肌寒いくらいに感じられますね。

 そんな中〝浜松・彩庵〟の現場は滞ることなく、順調に工事が進んでいます。




 
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 屋根、外壁、窓の位置が明確になり、全体像がはっきり分かるようになってきました。




 
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 こんな梅雨の季節には欠かせない軒下空間は、今回もたっぷり確保しています。

 雨が降っていても開けられる窓があるのは、生活する上でとても便利ですね。

 軒下でない窓も位置や開き方を考えて、極力雨が降り込まないようにしています。

 写真の骨組み下部に見える白い部分は、防蟻用の塗料が施されていて、いつも

 使用している無農薬の製品です。




 
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 ホウ酸が主成分のこの製品は、上棟前の土台据付からスタッフが現場に常駐し、

 後からでは塗ることが出来ない材のジョイントや加工穴に至るまで、骨組みの下部

 全てを塗ることが出来る優れものです。

 


 
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 これは骨組みとなる構造材を手加工するときの場面ですが、現場用に特別描いた

 施工図 (大工や職人に設計の意図を伝えるために描くもので、工事前に作成した

 図面より詳細な内容をスケールアップして表現する) を見ながら、棟梁と打合せを

 行っています。この後この図面を見ながら、実際に使用する柱を選定していきます。




 
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 ここでは最終的に室内に見えてくる柱なので、木肌・色合い・節の具合を考えながら

 一本一本適所にあてがっていきます。

 同じ空間で柱の表情に違いが出ないようにするのは、思った以上に大変です。

 時には棟梁や材木の専門家の意見に耳を傾け、ようやく柱の選定が決まりました。




 この現場の公開を、7月28日(土)に行います。

 工事途中ですので、仕上がったら隠れてしまう箇所が全て見られます。

 案内詳細は近日中にHPにUPしますので、お楽しみに~

 

 

 
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by mura-toku | 2012-06-28 15:12 | 建築

 今日の浜松は日中30℃を越え、真夏日を記録しました。

 吹く風は湿り気を含んでいて、肌にまとわり付く感じでしたね。

 梅雨明けはまだ先ですが、今年も厳しい夏がやってくるのでしょう。




 浜松・彩庵は、順調に工事が進んでいます。

 天気と相談しながらの工事は神経が磨り減りそうですが、どうにか屋根を葺く

 段階まで近づいてきました。
 
 今回は、骨組みに用いられている梁についてスポットを当ててみたいと思います。

 
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 これは、2階の屋根にあたる部分の骨組みです。

 三角屋根の下で水平方向に走っている材が、梁と呼ばれているものです。

 よく見ると養生用の紙が巻いてありますが、これは工事中に傷や汚れが付かないように

 材を保護していて、最終的には室内に見えてくる重要な化粧材となります。




 
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 こちらは、骨組みを組む(つまり上棟)1ヶ月ぐらい前に製材所へ出向き、1日掛けて

 梁材の仕分け作業を行っているところです。

 構造図面を見ながら、部屋から梁がどの面に見えるのかを把握し、木肌・色合い・節の

 調子等のバランスを考えていきます。

 


 
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 一方で、木材に含まれている水分についても機器を用いて測定していきます。

 いくら綺麗な表情をしているものでも、基準に沿わないものは用いません。




 
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 そして候補の材を再度目視しながら、割れ・抜け節・曲がり・虫穴に気を配ります。

 長材を短くカット出来るときには、どの部分を見せていくかも重要な選択になるため、

 棟梁や材木の専門家の意見を聞きながら決定していくことも、しばしばです。

 


 この工事中の現場を7月28日に公開する予定で、準備を進めています。

 詳細については決まり次第HPに掲載しますので、今しばらくお待ち下さい。

 次回は、柱についてお話をさせていただく予定です。



 
 
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by mura-toku | 2012-06-22 16:45 | 建築

 可睡ゆりの園!


 台風4号が接近してきています!

 事務所の湿度計は78%まで上がってきました。

 風雨も強まり、視界が悪くなってきたので、そろそろ避難しなければ・・・。




 先日、相方に連れられて〝可睡ゆりの園〟に行って来ました。

 関東から大型バスで大勢の団体客が来ているのには、ちょっとビックリ!

 南口から入ったのですが、いきなりこんな光景が目に飛び込んできました。




 
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 HPによると、「3万坪に広がる、世界150余品種のゆりの競演」 と書かれています。

 普段、さほど花などには興味がない輩でも、思わずシャッターを押してしまうほど、

 その美しさと広さには圧倒されるばかり。




 
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 カメラ小僧の手は止まるところを知りません。

 
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 う~ん、しばらくお付き合いくださいませ。




 
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 どこを歩いても、ゆり・ゆり・ゆりの見事な競演です!

 
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 五色の丘と呼ばれているここは、人気のスポット。

 どこから眺めても絵になる景色は、中々のものです。




 
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 最後に、桜色のゆりを見てお別れしましょう~

 お近くにお住まいの方は、必見です!

 地元には、まだまだいいところが沢山ありそうですね・・・。
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by mura-toku | 2012-06-19 17:12 | 癒し

 今年の梅雨は、気温の変動が激しいように感じます。

 朝夕の涼しさは歓迎ですが、日中の気温の高さには体が参ってしまいますね~

 夏はまだまだこれからだと言うのに、早くも梅雨バテがやってきそうです。




 「浜松・彩庵」 の工事が順調に進んでいます。

 
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 敷地は郊外に位置していて余裕があるので、屋根を大きく伸ばしています。

 正面に見える下屋(1階の屋根)が、訪れる人を優しく迎え入れてくれるように

 屋根の勾配や大きさに配慮しました。




 
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 南東から見た外観です。

 敷地が東西方向に長いため、前室南向きのプランが実現しました。




 
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 1階の室内です。

 柱・梁・土台に使用している木材は全て4寸(12cm)巾で、2階の床を支える

 梁材は高さ1尺(30cm)のものを全周回して、骨組みを固めています。

 ちょっと分かりにくいですが、左側の柱や梁に貼ってあるシールに注目!




 
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 そのシールはこれです。

 浜松市と静岡県の両方から、地元の構造材を使用した証として、このシール

 が貼られることになっています。

 こうした制度を利用することで、建主の負担が軽減できるのは嬉しいことだと

 思いませんか?




 この住宅、実は建主のご好意で来月に〝構造見学会〟を開くことになりました。

 地元材に触れながら無垢材特有の香りを楽しむ、絶好の機会です。

 詳細は追って発信しますので、もうしばらくお待ち下さい。

 

 
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by mura-toku | 2012-06-15 11:52 | 建築

 光と影!


 6月に入ったと思ったら、急にムシムシしてきましたね。

 今年も、1年を通して最もいやな季節が近づいてきました。

 私が住む浜松は、来週にも梅雨入りの予報が出ています。




 映画〝テルマエ・ロマエ〟のCMに登場する平たい顔の人たちは、紛れもなく

 我々日本人ですが、柔和な顔立ちゆえに裏表がなさそうで、初対面でも安心

 した印象を与えてくれているような気がします。

 人間に限らず動物も同じかなと思うのは、私だけでしょうか。




 
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 でも、建築は違うと思います。

 必要な部分には光を当て、そうでない部分には影をつくる。

 そして、雨を防ぐための窪みを設けてみたい。




 
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 夜の明かりも同様に考えます。

 明暗を意識的につくることにより、空間が生き生きしてくるのです。

 家族が明かりの中に包まれる暮らしを想像すると、家は楽しく思えるものです。

 


 家は、彫りの深い顔が魅力的なのではないでしょうか・・・。
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by mura-toku | 2012-06-01 17:42 | 建築