静岡県浜松市にある村松篤設計事務所の所長のブログです


by mura-toku
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 聖オルバン教会!


 JIA(日本建築家協会)静岡地域会主催による〝建築ウォッチング〟に

 参加してきました。

 今回は 「東京の教会を訪ねる」 と題して、56年の時を刻む木造教会から

 近作までを一日で巡る見学ツアーです。

 早朝、静岡駅に集合した一行は、バスで一路東京へ~




 
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 東京タワーの近くにあるこの教会は、建築だけでなく看板デザインも大変

 慎ましく、暖かいものに感じられました。




 
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 右に見えるのが聖オルバン教会で、1955年(昭和30年)に建てられました。

 設計は、チェコ生まれの米国建築家アントニン・レーモンドによるものです。

 1966年に、道路拡張のため後方へ4mほど建物をずらしているとのこと

 でしたが、その影響は全く見られず、今でも元気な姿を見ることができます。

 ちなみに、左奥に建っているのが建築家・香山壽夫設計の聖アンデレ教会です。




 
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 この絶妙なプロポーションは、言葉では伝えにくいものですね~

 多くの人々を招き入れる、優しく包み込む、暖かい気持ちになれる、そんな

 雰囲気を醸し出しているエントランスです。

 簡素な木組み(この教会は木造なんです)に煉瓦の組合せは、実にいい!




 
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 おおらかでいて、とてもヒューマンな空間が広がっていました。

 当時与えられた建築費が2万3千ドル(およそ800万円ぐらいでしょうか?)

 との理由で、「普通丸太の皮を剥いて紙やすりを掛けただけの材料を、日本の

 技術で組み上げた。」 とレーモンドは記していますが、かえってこの選択が

 教会の質感を高めたのではないでしょうか?




 
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 細い丸太だけを用いて大空間を構築する発想も素晴らしいと思いますが、

 この複雑な木組みをいとも簡単に造り上げてしまう日本の大工技術の高さ

 も、目を見張るものがあります。

 高価な材を用いなくても、見るものに感動を与え続ける建築があるんだと、

 あらためて感じ入った一日でした。
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by mura-toku | 2012-04-26 11:41 | 建築

 先月、東京ビッグサイトで開催された〝LEDライティングショー〟。

 新しい技術が導入されてから、照明の世界は目まぐるしく進化しています。

 その最新技術を学びに、足を運んでみました。




 
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 平日というのに、会場内は大盛況!

 注目のブースは、どこへいっても混雑していました。

 明かりこそ、「百聞は一見にしかり」 ですからね~




 
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 最近は、屋外の照明にもLEDランプが用いられてきています。

 明かりの雰囲気は他のランプと比べても、全く遜色ありません。




 
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 屋外の壁などに当てるスポットタイプも、光の質がかなり向上してきています。

 色温度(色の暖かさや冷たさを数字で表わす)の巾も充実していますね~



 
 
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 LEDライトの弱点のひとつは明かりの角度が狭いことですが、これを広く

 するタイプが開発されていました。

 これなら天井付近にも光が拡散して、程よい明かりになることでしょう。




 
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 昔ながらの裸電球を楽しみたい方には、このクリア電球がお勧めです。

 なんとも、レトロな雰囲気が漂ってきそうです。




 
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 あるメーカーは、小型であるLEDランプの特徴を活かして、究極のスリム

 ペンダントを発売する予定です。

 空間構成を考える上で、照明器具の存在をなるべく消したいと思っている

 私にとっては朗報で、近い将来光源が分からない器具も開発されるような

 予感を感じた1日でした。






 
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by mura-toku | 2012-04-23 16:23 | 建築

 吉野山の桜


 しばらくぶりでした~

 パソコンの調子があまりよくないこともあって、少し間が空きました。

 また頑張って更新していきますので、これからもよろしくお願いします。




 
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 先日、仕事を絡めて吉野山に行ってきました。

 正面に見えるのが吉野山の桜、中千本(なかせんぼん)です。

 ちょうど満開とあって、多くの花見客が足を運んでいました。




 
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 平日であるにもかかわらず、こんなに多くの観光客が訪れているのは何故か?

 吉野山の山道沿いにある〝金峯山寺蔵王堂〟の秘仏本尊ご開帳がその理由でした。

 この秘仏、青い顔をした大小3体の迫力は相当なもので、間近に見れば見るほど

 当時の社会が抱えていた問題を払拭することを願っているようにも思えました。




 
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 途中の休息所で、柿の葉寿司と草餅を味わいました。

 斜面に植えた桜が、見事な枝振りに花を咲かせています。




 
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 そのとき、心地良い風が吹きぬけました。

 桜吹雪が舞い散る姿は、はかない人生を想いおこさせます。




 
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 帰り道からの眺め、下千本(しもせんぼん)の桜を味わってください。

 吉野山の桜は、多様な表情が見る人に感動を与えてくれるんでしょうね。

 日頃運動不足の私にとっては、ちょうどいいリフレッシュの一日でした~
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by mura-toku | 2012-04-20 11:26 | 季節