静岡県浜松市にある村松篤設計事務所の所長のブログです


by mura-toku
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<   2010年 12月 ( 6 )   > この月の画像一覧


 
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 屋根が葺かれサッシュが取り付いたことで、外観が様になってきました。



 
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 1階の室内です。構造体に使用した4寸柱と4寸巾の梁はすべて国産材で、骨太に組まれています。

 


 
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 1階のリビングから蜜柑の木を眺めるために切り取られた窓。



 
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 2階は屋根の角度に沿って天井が張られるので、ロフトと空間が一体になります。



 
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 玄関前には大きな屋根が差し掛けられています。

 手前に見える横長の窓は、階段途中にある秘密の部屋に風を導くためのもの。

 奥に見える入口の向こうは外物入、屋根の下には給湯器や自転車等を納めるスペース。

 家は中だけでなく、こうした外のことを考えておくことも実は大切なことなのです。




 



 
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by mura-toku | 2010-12-27 17:35 | 建築

 今月の初めに、静岡県中部に位置する島田市内で 『島田・茶庵』 の地鎮祭が執り行われました。

 少し前までは、茶畑や田園が広がり長閑な風景だったところが、地方空港建設の影響ですぐ近くに

 バイパスが通ることになり、環境が一変してしまったように感じられます。

 ただひとつ救いなのは、敷地の西側にSL列車が走る線路が走っていることでしょうか。



 
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 当日の天気は快晴でしたが、西風が強く時々竹が飛ばされそうな勢いで吹きまくっていました。



 
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 関係者一同、祝詞を挙げている神主に思いを託すとともに、身が引き締まる瞬間です。

 土地の神様にこれから始まる工事を報告し、皆様の無事をお祈りしました。

 一日でも早く木組みを見たいところですが、その姿を現すのは来春になりそうです。




 
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by mura-toku | 2010-12-21 10:18 | 建築

 4年前に竣工した 「磐田・福田の家」 に、工事関係者を集めて訪問しました。

 建主のFさんは、仕事の関係で転勤を繰り返されていたのですが、今秋から地元勤務に

 なられたことをお聞きし、久しぶりにお会いしたい気持ちになりました。

 家は住みはじめてからが、本当のお付き合いになるということをいつも感じさせられます。

 今回は、経年変化による外壁の部分汚れや造作家具の調整、室内に使用した建材の

 確認が主だった内容でした。



 
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 左官仕事をされた親方に出向いてもらい、皆の前でレクチャーをしているところです。

 部分汚れは何故おきたのか、多少ではあるが色褪せは防げないのか、今後の変化に

 どう対応すればいいのかといったことに対して、直接丁寧な説明をしてもらったことで、

 関係者一同は気持ちを共有することができました。

 些細なことでも、皆が問題意識を持って取り組むことこそが大切なんですね。



 
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 玄関入口前の土間を見たところですが、東風が雨を伴って強く吹いたところだけ、

 三和土の色合いが変化してきています。

 自然の風合いそのものと言ってしまえばそれまでですが、こうした表情になることも

 踏まえた上で材料や仕上の選択について、建主とのコミュニケーションは欠かせない

 ものなのではないでしょうか。
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by mura-toku | 2010-12-15 18:13 | 建築

 今年の紅葉!


 朝夕の冷え込みが厳しくなってきましたね~

 歳のせいか、以前に比べると寒さに敏感になってきている気がします。

 本格的な冬到来の前に、皆さんに見ていただきたいのが、今年の紅葉です!



 
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 これは、とある紅葉のスポットで写したものです。

 紅葉のグラデーションが見事で、思わず引き込まれてしまいました。



 
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 こんなに真っ赤に染まった紅葉に出会うのは、何年ぶりでしょうか?



 
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 美しいものを求めて、きっと全国から足を運ばれているのでしょうね。



 
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 紅葉の絨毯はいかがでしょう?



 
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 せっかくなら、ライトアップされた紅葉も堪能したいものです。

 今年は気候変動の影響からか、例年以上に葉が鮮やかだったように思います。

 来年の紅葉は、どこを訪ねていこうかな・・・。
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by mura-toku | 2010-12-10 17:21 | 季節

 憩庵の中間検査!


 先週、「浜松・憩庵」 の中間検査が行われました。

 中間検査とは、第3者 (今回は民間の検査機関) が工事途中の段階で、おもに構造上の

 審査を現場で行うことをいいます。

 

 
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 家の中に入り隅々まで念入りに審査を行う検査員(右)と、それについてまわる幣所スタッフ(左)。

 事前に、スタッフが検査の全項目を予めチェックし、不備の点を施工者に伝えておいたおかげで

 検査は無事に合格となりました。


 この家は、耐力壁に筋違いを1本も使用していません。

 代わりに構造用面材 (透湿性の高い素材を用いた面材) を外壁面の全てに張って、耐力を

 持たせています。

 こうすることで、力を分散させながら壁対内の結露を防ぐことができ、いわば構造と耐久性の

 向上を図ることが可能になりました。



 
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 屋根工事がほぼ完了し、外壁が構造用面材で覆われました。

 家の全貌が、徐々に分かる段階になってきています。
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by mura-toku | 2010-12-06 10:23 | 建築

 京都・北村邸


 前回に引き続き、京都・建築ウォッチングの紹介です。

 向かった先は、上京区の河原町今出川を下ったところにある 『北村邸』。

 近代数奇者であった北村謹次郎が昭和の名工・北村捨次郎に依頼し、伝統的な数奇屋建築を

 完成させたのが、昭和19年。

 その後昭和38年に建築家・吉田五十八によって増築がなされたわけですが、新旧それぞれの

 数奇屋の解釈を間近に見られる建築として、非常に興味がありました。



 
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 残念ながら入口の門は固く閉ざされ、中に入ることが出来ません。

 実はこの住宅、毎年春と秋の2回だけ特別公開されているということを隣接している

 『北村美術館』 の係りの人に、後から教えてもらったのでした。

 

 
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 レンガを纏った外壁の 『北村美術館』 は、階段を上がった2階が入口になっています。

 階段を上がりきったところの自動ドアが開いた瞬間、外からは全く見えなかったお目当ての

 建築が目の前に広がっているではありませんか!



 
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 写真ではその大きさや質感などが上手く伝えにくいのですが、上から眺めているだけでも

 必見の価値ありということが、ひしひしと感じ取れるくらい気持ちが高揚していました。

 美しい瓦屋根、庭と建築を繋ぐ屋外空間、随所に見られる繊細な仕事ぶり・・・。

 いつになるか分かりませんが、一度は訪れてみたいものだと思います。






 
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by mura-toku | 2010-12-01 16:21 | 建築