静岡県浜松市にある村松篤設計事務所の所長のブログです


by mura-toku
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<   2010年 11月 ( 5 )   > この月の画像一覧

 京都・虎屋菓寮


 先月、大津の現場へ打合せに行く前日に京都へ立ち寄り、久しぶりに建築ウォッチングをしてみました。

 宿泊先の祇園から京都御所がある烏丸一条へ向かい、お目当ての 「虎屋菓寮」 へ直行です。



 
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 烏丸通りから一本入った閑静な住宅街の中に、ひっそりと建っています。

 木、石、瓦、硝子を用いた外装からは、風格が漂っているように感じました。



 
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 入口脇には、屋根付のテラス席が用意されています。

 せっかくなので奥の中庭を眺めながら、もうひとつのテラス席で一服してみることに。


 
 
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 天気も良かったのですが、心身ともにリラックスできるこの空間に大感激!

 日本建築の特徴である軒下を活かした演出は、見事の一言です。



 
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 まさに至福の瞬間です!

 何も言葉は要りませんね~

 古都の歴史を肌で感じながら、いい建築に触れる大切さを学んだように思います。




 
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by mura-toku | 2010-11-24 10:16 | 建築

 
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 憩庵に下屋 (1階の屋根) が付き、全体の姿が現れてきました。

 正面に見える下屋は、以前から営まれていた煙草屋の入口になる部分です。

 2階の大屋根は、家全体をすっぽりと包むように大きく張り出させています。

 こうすることで外観の表情が豊かになり、また外壁が痛みにくいので、家を長持ちさせる

 ことに繋がるのです。大地に根付いた姿は、見る人に安心感を与えてくれることでしょう。



 
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 交通量が激しい通りに面した側の外観です。

 下屋が道路面に沿って、低く長く続いて見えるように考えてみました。

 完成時には、これがより強調される仕掛けが取り付く予定です。(お楽しみに~)
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by mura-toku | 2010-11-18 14:54 | 建築

 嬉しい瞬間!


 
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 私の地元浜松市南区に今春竣工した 「なかよし保育園」 を訪問しました。

 目的は工事関係者立会いによる定期検査なのですが、一番気になるのは子供たちの反応です。


 
 
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 部屋の中を元気よく飛び回ったり、寝転んだり、その場に座り込んだり、ひとりひとりが自由に

 楽しんでいる様子が見た瞬間、伝わってきました。

 主体となる構造材や床材・階段材・窓枠材に、本物の木を使用した成果が表れているのかな?



 
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 私にとっては、この笑顔が何よりのご褒美です。(みんな~ありがとう!)



 最後に、このワンショット! きっといい夢をみているんでしょうね~

 
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by mura-toku | 2010-11-16 10:31 | 建築

 憩庵が上棟しました!


 快晴で穏やかな天候の中、「浜松・憩庵」 の上棟が行われました。

 私が住むこのまちでは、昔から上棟と言えば盛大な餅撒きが必ず付いてまわります。

 この日も大勢の人達が集まるところに向かって、9人の大人が30分掛けて撒き続けました。

 翌日は案の定、筋肉痛で思うように体が動かなかったので、日頃の運動不足を再認識!

 思いもよらない知人が現場の目の前に住んでいることを知ってすごく驚きましたが、こうした

 発見があるのもこの儀式のいいところなんですね~


 
 
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 浜松西部の郊外に建つ家ですが、前には交通量の激しい道路が走っています。

 長い間親しまれた馴染み客のために、煙草屋も継続して営まれる店舗併用の2世帯住宅です。

 おおらかな表情の大屋根には、太陽熱を利用して暖房と換気を行うソーラーシステムが搭載されます。



 
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 この家は、構造材のほとんどを地元天竜産の杉・桧材によって建てられています。

 2階の床を支える大きな梁材は天竜杉で、この上の床も国産杉で36mmの厚さがあり、材が持つ

 圧倒的な質感には迫力と安らぎが感じられます。

 この地域材を利用した場合に申し込みが出来る、市と県の補助金にどちらも当選しました!

 最近行われた県の事業仕分けでは来年度は廃止との結果になり、今後継続されるかどうか微妙な

 感じですが、住まい手にとっても我々にとってもこの事業は必要不可欠だと私は感じています。



 
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 上棟が終わってからも、防蟻対策のための塗布工事は欠かせません。

 コンクリート基礎の上に載せてある土台だけでなく、柱や耐力壁にも基準に沿って塗られていきます。

 設計の仕事とは、ただ図面を描くだけのものでは決してありません。

 図面通りに現場の工事が行われているか、自分の目でしっかり確認していく 『工事監理』 という仕事

 も重要なことなのです。



 
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by mura-toku | 2010-11-09 11:49 | 建築

 防蟻対策!


 季節外れの台風に振り回された先週末、準備万端だった上棟が延期になりました。

 さほどの影響はなかったのですが、それでも相当の雨が降ったので結果オーライかも?

 上棟に向けての準備がしっかりできるから、気持ちの余裕も生まれますね。



 幣所で定番になっている防蟻材は、誰でも簡単に塗ることができるものを使用しています。

 ホウ酸が主成分で、基本構造になる木部や基礎コンクリートの打継ぎ部等に施工(ちなみに

 幣所では、打継ぎを設けることにより考えられる蟻の侵入や、コンクリートのひび割れ・強度

 低下を鑑みてコンクリートは1回打ちとし、リスクを回避しています)を行えば、メーカーから

 7年の保証を受けることができるというもの。

 幣所のスタッフも作業に加わり、皆汗だくで仕事をされていました。

 
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 土台等の床構造については、耐久性に優れている国産の檜を用いていますが、念には

 念を入れてこの防蟻材を隠れてしまう部分まで塗布をしていきます。



 
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 土台をはじめとした、床組みに必用な木材が全て据え付けられました。

 このあとは厚物の床パネルが敷き詰められ、いよいよ上棟を待つばかり!

 今度こそいい建前日和になるよう、神様にお祈りしなくては・・・。



 
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by mura-toku | 2010-11-02 15:39 | 建築