静岡県浜松市にある村松篤設計事務所の所長のブログです


by mura-toku
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オープンハウス解説3(川望の家)

家を計画するときに、『土地のポテンシャルを活かす』という言葉を聞いたことがありますか?
たとえば、家の前に公園の木々が見えるとか、遠くに〇〇山が望めるとか、水田を渡ってくる
風が吹き抜けていくといった、その土地ならではの潜在能力 (美味しいご馳走) のことを我々はポテンシャルと呼んでいます。
これとは反対に、周りを家で囲まれていて日が当たらないとか、冬期間突風がまともに直撃
してしまうとか、豚舎の匂いがたまらなく臭いといった、避ける必用のある悪条件も、多かれ
少なかれあるのだろうと思います。
実は、こうした様々な条件を整理しながら家の設計を考えるという行為は、家がその土地に
固着する以上、とても大切なことなのではないかと私は思います。

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川望の家は、文字通り川が望める高台に建っています。
この眺めはこれから先も変わることがなく、日常の疲れを癒してくれることでしょう。
右手方向には、町内の花火や遠くには富士山も望むことが出来る、絶好のロケーションを
持ち合わせた土地なのです。
こうした場をつくることが、私たち設計者の仕事といっていいのかもしれません。

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左の写真はこの土地のもうひとつのポテンシャルを活かして計画した、タイヤ収納庫です。
道路から土地が一段上がっているため、道路とほぼ同じレベルで冬タイヤを収納する場所を設けてみました。
正面下部のアルミ製建具の中がその場所、上部がトイレ、左手が玄関で、その上は川を望むバルコニーという構成です。
この家は、今週の土曜日にオープンハウスを開催します。
詳細は、http://www2.wbs.ne.jp/~muratoku/の近況報告のページをご覧下さい。
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by mura-toku | 2008-11-11 10:52 | 建築