静岡県浜松市にある村松篤設計事務所の所長のブログです


by mura-toku
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オープンハウス解説2(川望の家)

間もなく竣工を迎える「浜松・川望の家」。
今回は、外部に使用した仕上げ材について解説したいと思います。
なかでも外壁は一番目に付くところ!
浜松では初お目見えの 『bioシェル(ほたて貝殻入りの左官材)』 が、眩しいくらいに
輝いて見えます。
これまでは、室内の壁や天井に 『ほたて漆喰壁(内装用塗り壁材)』 を事務所の定番
として使用してきましたが、外での使用は初めてです。
最近注目されつつある遮熱性も期待されるこのbioシェルは、左官職人の気合が入っ
た仕事のおかげで、想像以上の仕上がりとなりました。
太陽光が当たるとキラキラと輝きますので、ご覧になりたい方は午前中がお勧めです。

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もうひとつの外壁が、国産の杉板です。
木はすぐに傷んできたり火災の心配があったり、いざ使おうとすると躊躇してしまうこと
もあるのではないでしょうか。
使用するにあたっては当然こうしたリスクはつき物ですが、やはり自然材料(特に木材)
はこれを何倍も超える魅力を持っています。
一口に杉材といっても、当然ながらピンからキリまであるわけで、外部に使うなら丸太
の芯材の赤身のみを板材に加工し、環境に配慮した水性塗料を塗るのが良いでしょう。
耐久性を考慮するなら、水の切れがよい竪張りにしておけばなお安心です。
また、木製の手摺も外部に使用する場合は、注意が必要です。
材料の程度や大きさ、水の切れ、乾燥状態の有無は言うまでもありませんが、写真の
ように下から見上げたときにどの程度見えるのかも、一緒に考えておきましょう。
近づいたり離れたりした時に、見え方がどう変わるのかを確認するのも面白いのでは。
「浜松・川望の家」の見学については、http://www2.wbs.ne.jp/~muratoku/
をご覧下さい。

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by mura-toku | 2008-11-07 18:58 | 建築