フルオープンの魅力!
2011年 06月 21日
深夜からの豪雨の影響で朝早く目が覚めてしまい、寝不足の1日を送っています。
あんなに降っていた雨が午前中には上がり、少し明るくなってきたと思ったら今度は
ムシムシしてきました。この季節は、本当に体調管理が大変ですね。
こんなときは、爽やかな風を通す窓について少しお話をしたいと思います。
2008年の秋に竣工した 『浜松・川望の家』 です。
1階リビングから南側を見たところですが、この窓はフルオープンになっています。
こうすることで外の木製デッキとは自然に繋がり、空間に広がりが生まれるんですね。
今度は、同じく1階のダイニング・キッチンからの眺めです。
これからの季節、このデッキに座って線香花火なんていい感じだと思いませんか?
ちなみにこの窓は既製のアルミサッシュで、全面網戸も装着している優れものです。
(この2枚の写真は、冬至に近い頃に写したものなので陽射しがたっぷりと室内に
入り込んでいますが、今の季節は上に見える庇で遮っているため入ってきません。)
川望の家と同じ年に竣工した 『浜松・山東庵』 です。
2階から吹抜けのリビングを見下ろしたところですが、ここも窓はフルオープン。
こちらは木製の引き戸を壁の中にしまい込んでいるため、戸は全く見えません。
外に見える木製デッキが、どこまでも続いているような錯覚をしてしまいそうです。
これだけ広いと、雨の日でも何か楽しめそうですね。
日影を意識的につくって、屋外で気持ちよく体を動かしてみませんか。
フルオープンの窓は、これまでの暮らしを一変させるくらいの魅力を持った、エコ
の時代に相応しいものなのです。
by mura-toku
| 2011-06-21 15:18
| 建築