静岡県浜松市にある村松篤設計事務所の所長のブログです


by mura-toku
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 『浜松・素描庵』 の建て方中!


 昨日に引き続き、『浜松・素描庵』 の建て方をご紹介します。



 
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 1階の屋根を支える水平材 (梁とか桁と呼ばれる部材) の交点を、上から

 見下ろしたところです。

 水平材通しはきっちりと組まれていますが、組んだ部分が緩まないように、

 さらにボルトで引き寄せていきます。

 斜め45度に取り付いている金属部材は、家が歪まないための〝火打ち〟

 と呼ばれる大事なもの。ちなみに、木の角材を用いることもあります。



 
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 この家は、地震や風を受けるための耐力壁に、木製の筋違いではなく、

 耐力壁面材を使用しています。

 写真中央付近の茶色の面材がそれですが、透湿性が高く、軽量かつ薄い

 ものなので、幣所では定番にしている商品のひとつです。



 
b0111173_11222898.jpg


 この後、1階の屋根 (下屋といいます) を支える重要な部材〝隅木〟を

 掛け渡すのですが、これがとても長いので、納めていくのが大変!



 
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 先ほどの写真の右手前部分先端を見たところ。

 複雑に絡み合っているのが、お分かりでしょうか?



 
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 この隅木が掛かったら、今度は屋根面全体を支える〝垂木〟と呼ばれる

 角材を掛け渡していきます。

 この部材、通常の倍以上の断面を持つ大きさにしたため、レッカーで吊り

 下げながらの作業になりました。



 
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 1階から屋根面を見上げてみました。

 青空に映える垂木は力強く、美しい直線を描いています。



 
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 こうして、1日目の建て方が無事に終了しました。

 主要な骨組みが建ちあがり、設計で意図した水平に広がるプロポーションが

 実現できたように思います。

 今後も随時、現場の状況をご紹介していきます。


 
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by mura-toku | 2011-06-08 11:43 | 建築