静岡県浜松市にある村松篤設計事務所の所長のブログです


by mura-toku
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 『浜松・素描庵』 の基礎&木工事!


 雨ばかりの毎日で、気分がすっきりしませんね。

 それでも、例年に比べれば気温が低い分、過ごしやすいのかもしれません。

 そんな中 『浜松・素描庵』 の現場は、晴れ間を狙うかのように工事は進行中です。



 
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 コンクリート基礎の立ち上がり部分の型枠 (黒く見える鉄製のもの) が立てられ、

 ボルトが必要な箇所に設置されていきます。



 
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 ボルトは2種類あって、中央付近に高く伸びているのがホールダウン金物、その

 近くに黒い支持部材で固定されているのがアンカーボルトです。

 前者は基礎コンクリートと上に建つ柱とを、後者は同じく土台とを緊結する目的で

 設置されるので、どちらも大変重要な金物であることは違いありません。



 
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 これらの金物は全部で数十本ありますが、すべてこのように1本ずつレベルを確認

 しながら設置されていきます。根気と集中力が必用な仕事なんですね。



 
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 こうして立ち上がり部分の基礎が出来上がったら、今度は骨組みの最下部である

 土台を据え付けていくのですが、最初に予めプレカットされた部材を配っていきます。

 コンクリート基礎の付近に、上に載る土台が配られているのが分かりますね。



 
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 基礎に埋め込まれたボルトの位置に合わせて、1箇所ずつ現場で穴あけを行って

 いきます。必ずしも、基礎の中心にボルトが立っているわけではないので、ここでも

 大工職人は慎重に仕事を進めなければなりません。



 
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 土台の継手部分を見たところ (部材は裏返しになっています) ですが、このように

 部材同士は決まって雄雌の加工がされています。

 土台を緊結するアンカーボルトは、必ず雄側の土台に設置しなければなりません。

 何故なら、雌側の土台に設置してしまうと、不測の事態に土台が持ち上がってしまう

 恐れがあるからです。



 
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 土台の据付が完了すれば、上の骨組みを建てていくことになります。

 最近の現場では、鉄製の足場を建て方の前に組むことが多くなっているので、屋外

 の設備配管を先行するケースが出てきました。



 
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 各業種の職人が息を合わせて仕事を進めていくには、この現場を取り仕切る最高

 責任者である (株)アトリオのA氏 (写真の一番左)の采配が鍵になります。

 これからの長丁場、互いに気合を入れて頑張りましょう!
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by mura-toku | 2011-06-02 17:32 | 建築