静岡県浜松市にある村松篤設計事務所の所長のブログです


by mura-toku
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 梅雨を乗り切る方法!

 
 今日から梅雨入りになりました。

 湿度の高い雨天の日が続くと思うと、なかなか気分が晴れませんね。

 それでも、湿度対策をきちんと施している家では、じと~とした嫌なベタツキ感が

 まったくない暮らしが実現出来ているのをご存知ですか?

 それも、除湿機やエアコン等の機械に頼らない方法で・・・。


 
 
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 これはひとつの手法に過ぎませんが、『遠江・奏庵』 では家全体を大きな屋根

 すっぽりと覆うことで、蒸暑期間は直射日光を遮る工夫をしています。

 案外気付かないことですが、屋根を大きくすれば外壁にも直接日が当たらない

 部分が出来るため、壁を通して屋外から室内への熱の流入を防ぐことも可能に

 なるのです。



 
b0111173_15375373.jpg


 窓の位置や大きさは、その土地の風向を読み込んだうえで家の中に風の道を作

 るように決めていきます。

 窓は沢山設ければ言い訳ではなく、最初から風の入口と出口を計算して設置して

 いくのが賢い方法と言えるでしょう。

 写真のように、これだけの窓でも風が縦横無尽に吹き抜けることで、快適な室内

 環境が実現できています。

 

 仕上げ材は湿度調節の高い塗り壁や無垢材を多用すれば、梅雨の季節でも

 さらっとした空気質を保ち続けることが可能となります。

 ただし、極力塩ビ系の仕上げや呼吸しない塗料の選択は避けたいものですね。

 なぜなら、こうした部位に室内の水分が集中し、表面結露が発生するからです。

 目に見えない空気だからこそ、設計段階で綿密に計画することが日常の暮らしを

 左右するということを、くれぐれもお忘れなく・・・。 

 
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by mura-toku | 2011-05-27 16:37 | 建築