静岡県浜松市にある村松篤設計事務所の所長のブログです


by mura-toku
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 『島田・茶庵』 の基礎工事進行中!


 家を建てるときに、最も慎重に検討しなければならないことがあります。

 それは、家の本体を支える基礎構造 (一般的にはコンクリート基礎と呼ばれる部分) です。

 事前に地盤調査 (実際に家を建てる場所の直下を調査し、地盤強度や地質・地下水位等を調べる)

 を行い、その結果に基づいて適切な工法を選択していきます。


 
 
b0111173_1065122.jpg


 農地を埋め立てた地盤でしたが、想定よりも強度が高かったため、ベタ基礎工法を採用しました。

 一部、浴室の壁だけ腐朽対策のため基礎の高さを高くしています。

 それはユニットバス (工場で製造されたパネル組み立て式の浴室) を据え付けるのではなく、

 現場で職人が造っていく (床はスノコ、水が掛かる高さまではタイル貼り、その上は耐久性の

 高い無垢の板を張って仕上げます) ので、断熱性を高めるために断熱材を型枠に貼り付けて

 います。

 右億の白く見える部分がそれで、出来上がりはコンクリートと一体になり、浴室が冷えません。



 
b0111173_10191084.jpg


 もうひとつ大切なことは、このベタ基礎のコンクリートを1回で打設しています。

 通常は床と立ち上がりとで2回に分けて生コンが流し込まれますが、これだとコンクリート自体が

 一体でないことで安定した強度が確保しにくかったり、打ち継ぎ部にクラック (小さいひび割れ)

 が入り、そこから蟻や虫等の生物が侵入する恐れがあることが分かっています。

 今回は、鋼製型枠用の一体打設専用金具を用いて、もちろん1回打ちにしています。



 
b0111173_10274451.jpg


 先日の地鎮祭の際に預かった鎮め物は、家の中央に大事に埋め込まれています。

 これからの工事が無事に進捗しますように、手を合わせる瞬間です!
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by mura-toku | 2011-01-26 10:30 | 建築