静岡県浜松市にある村松篤設計事務所の所長のブログです


by mura-toku
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 京都・北村邸


 前回に引き続き、京都・建築ウォッチングの紹介です。

 向かった先は、上京区の河原町今出川を下ったところにある 『北村邸』。

 近代数奇者であった北村謹次郎が昭和の名工・北村捨次郎に依頼し、伝統的な数奇屋建築を

 完成させたのが、昭和19年。

 その後昭和38年に建築家・吉田五十八によって増築がなされたわけですが、新旧それぞれの

 数奇屋の解釈を間近に見られる建築として、非常に興味がありました。



 
b0111173_1531393.jpg


 残念ながら入口の門は固く閉ざされ、中に入ることが出来ません。

 実はこの住宅、毎年春と秋の2回だけ特別公開されているということを隣接している

 『北村美術館』 の係りの人に、後から教えてもらったのでした。

 

 
b0111173_15592533.jpg


 レンガを纏った外壁の 『北村美術館』 は、階段を上がった2階が入口になっています。

 階段を上がりきったところの自動ドアが開いた瞬間、外からは全く見えなかったお目当ての

 建築が目の前に広がっているではありませんか!



 
b0111173_1651853.jpg


 写真ではその大きさや質感などが上手く伝えにくいのですが、上から眺めているだけでも

 必見の価値ありということが、ひしひしと感じ取れるくらい気持ちが高揚していました。

 美しい瓦屋根、庭と建築を繋ぐ屋外空間、随所に見られる繊細な仕事ぶり・・・。

 いつになるか分かりませんが、一度は訪れてみたいものだと思います。






 
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by mura-toku | 2010-12-01 16:21 | 建築