静岡県浜松市にある村松篤設計事務所の所長のブログです


by mura-toku
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誘われる階段

 
 皆さんは普段、家の階段をどのように見ているのでしょうか?

 「上下階を移動するするためのものだから、さほど気にして見ていない。」

 「階段の下はもったいないから収納にしてある。」

 「必ず1回は階段から落ちたわね。」

 といった話が、よく聞かれるのを耳にします。

 最近の住宅で当たり前のように叫ばれているのが、〝バリアフリー〟という言葉。

 床に段差を付けないとか、必用な箇所に手摺を設けるとかすれば、それでいいと

 思われていますが、はたしてそれだけで満足できるものなのでしょうか?


 私は家の中でもっとも危険な階段こそ、きちんと考えるべきだと思うのです。

 2世帯住宅や3階建て、2階リビングのケースが増えていることを考えると、ここは

 しっかり階段の設計を見つめなおす必用があるのでは・・・?


 
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 2007年に竣工した 『浜松・風光庭』 の階段です。

 軽やかに見える階段に、思わず触りたくなるような手摺を合わせてみました。

 実際は手摺を持たなくても昇降できる階段に、3世代の家族みんなが満足されています。


 
 毎日利用する階段だからこそ、無理なく楽しく昇降し、かつ美しいものであってほしい。

 2階へと自然に足を運びたくなる仕掛けが、階段には大切な要素のひとつなのです。

 

 



 
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by mura-toku | 2010-04-20 16:58 | 建築